Myoretainr®
矯正治療の結果を長期的に安定させることは、非常に難しいとされています。良好で機能的な咬合が達成された場合でも、後戻りが起こりやすいことが研究で示されています。私たちの結果からも、長期固定式リテーナーを使用しているかどうかに関係なく、矯正治療後には後戻りが起こり得ることが示唆されています（American Journal of Orthodontics, Am J Orthod Dentofacial Orthop 2017;151:1027-33.）。
矯正治療が完了すると、歯並びを長期間良好な状態に保つためにリテーナーが使用されます。現在では、ブラケットやアライナーによる矯正後、上顎と下顎の前歯に固定式リテーナーが使用されることが一般的です。 しかし、口呼吸をしている場合や誤った嚥下習慣がある場合、これらの習慣によって歯並びや歯列の形が時間とともに再び乱れる可能性があります。
この後戻りを防ぐために、Myoretainr®は固定式リテーナーの代わりに単独で使用することも、固定式リテーナーと併用することもできます。また、口呼吸や誤った舌・口腔筋の習慣の改善にも役立ちます。
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